卒園式や入学式などイベントが多い春。特別感を演出できるフルーツを贅沢に使った華やかなフルーツサンドは、見た目も華やかで色味も可愛いのでお花見にもピッタリです。
お花見に行かれる方は、ぜひ試してみてくださいね。

断面映えフルーツサンドを作るには

サンドイッチの中でも、ひときわ異彩を放つ華やかな「フルーツサンド」。
食パンに生クリーム、色とりどりの果物。果たして軽食なのか、それともデザートなのか。どちらの魅力も持ち合わせた、空腹を満たしたいときにぴったりなサンドイッチです。

①フルーツは色どりで選ぼう

いちご、キウイ、みかん、ゴールドキウイなど赤、緑、オレンジ、黄色と色どりで選ぶと生クリームで華やかに演出できます。
水分を拭き取り冷蔵庫で冷やしておきます。皮むきが必要なものは事前に皮をむき水分を取ってキッチンペーパーに包んで冷やします。
大きめのフルーツは初心者でも作りやすく、ぶどうなどの小さなフルーツはカットしにくいため難易度が上がります。

②生クリーム

フルーツを固定する土手の役割なのでしっかり泡立てて硬めに作ります。マスカルポーネチーズを加えるとより硬めになります。砂糖の量は好みで調整をしてください。市販の生クリームでも大丈夫です。
パンに塗るときは中央部分を多めに塗るのがコツです。

③角食パン

厚さは8枚切り（約1.5㎝）を選び、硬さなどパンのタイプはお好みで。耳を切る場合は事前に切っておきます。耳があってもOK！

➃きれいに切るには

ラップを台にあらかじめ敷きその上で作ります。出来上がったらそのラップでフルーツサンドをしっかり包んで30分～1時間ほど冷蔵庫で冷やして固定します。包丁を温めてから切るときれいに切れます。

美しい断面の鍵はフルーツの配置とカットの仕方

美しい断面のフルーツサンドをつくる鍵は、フルーツの配置とカットの仕方のこの2点さえ気をつければ、誰でも可愛らしい”萌え断”のフルーツサンドがつくれます。
断面を美しくみせるポイントは、フルーツのいちばん厚い部分が包丁で切る線上にあるように配置することです。コツさえ掴んでしまえば、切り方次第で様々な断面をつくることができます。

冷やしてからカットする

ラップでぴっちりと巻いたパンに、包丁で切る位置に油性マジックで印をつけたら、冷蔵庫で30分ほど休ませます。冷やすことでカットしやすくなります。

秘密兵器“パン切り包丁”があるとGOOD

美しくカットするための秘密兵器“パン切り包丁”です。波刃になっているので、柔らかくて崩れやすいパンもきれいに切れます。
ラップで包んだまま、包丁で印を付けた方向にカットします。刃を前後に動かしながら、少しずつ下げていきます。カットするごとに、刃に付いたクリームはきれいに拭きとってください。

食材と道具が揃えば、もう心配はいりません。フルーツは、缶詰の黄桃を使ってもOKです。
フルーツと生クリームをパンでサンドして、簡単に華やかで美しい断面を目指しましょう。