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食通も唸らせる太陽のタマゴとは?

太陽の卵 ご褒美フルーツ

マンゴーといえば夏に旬を迎えるトロピカルフルーツの代表格ですが、その味や見た目は品種や産地によって大きく異なります。

世界中の暖かい地域で作られているマンゴー・・・そのなかでも圧倒的なクオリティで食通も唸らせるマンゴーといえば宮崎マンゴーでしょう。
6月はマンゴーの収穫がピークをむかえます。フルーツパーラーでは「マンゴーパフェ」などが販売されるのでぜひ。

宮崎県産完熟マンゴーの歴史

宮崎でのマンゴー栽培は、30年近く前にさかのぼります。

1984年、当時、JA西都の果樹係長として農家に栽培を指導していた楯彰一さんが、沖縄視察で出会ったマンゴーに感銘を受け、宮崎に持ち込んだのが始まりだそうです。

苗木を取り寄せて栽培農家を募ったものの、未知の作物へ取り組む農家は少なく、当初は2戸、その後、わずか8戸の農家が栽培をスタートしたに過ぎませんでした。しかも、最初からすべてが上手くいくはずもなく、病害に悩まされるなど、苦悩の連続だったそうです。

しかし、8戸の農家は成功や失敗の情報を共有し合い、温度管理の技術や栽培方法を進化させて行きました。

1998年には糖度や大きさなどの厳しい基準値を設定した完熟マンゴーを、今ではおなじみになった「太陽のタマゴ」のブランドで販売開始。テレビなどで話題になり、完熟マンゴーといえば宮崎産の地位を不動のものとしました。

太陽の卵

徹底した管理と広報によって有名なブランドフルーツとなった宮崎マンゴー

マンゴーは世界中の亜熱帯気候地域で作られているフルーツで、日本に輸入されているものだとタイ産、メキシコ産、台湾産が主流です。
作られる国ごとに生産される品種も異なり、最近では日本にも多用な品種が輸入されさまざまな国の様々な種類のマンゴーを楽しめるようになっています。
このように数あるマンゴーの産地、品種のなかでもずば抜けてクオリティが高いのが日本のマンゴー・・・特に宮崎で作られているマンゴーではないでしょうか。
宮崎県はブランド化がとても上手な県で、マンゴーに関しても宮崎マンゴーという独自のブランドを築き上げ、いまでは国産マンゴー=宮崎県と思わせるほどの知名度を持つようになりました。
マンゴーは沖縄県でも栽培されていますが、中でも高級品とされているのが宮崎マンゴーです。太陽のタマゴなどのブランドもある宮崎マンゴーが、高級品とされる理由を紹介します。

マンゴー

宮崎マンゴーは完熟してから収穫する

宮崎マンゴーは沖縄県など他の地域で栽培されているマンゴーとは違い、完熟したものをハサミを使わずに収穫しています。実はマンゴーは糖度の低い未熟な状態で早摘みしても、追熟させることで糖度は上がるのです。またマンゴーが完熟して地面に落下すると商品にならないので収穫の時期が難しくもあり、完熟させてから出荷する地域は限定的です。

しかし宮崎マンゴーは果実が大きくなると一つずつネットをかぶせて、完熟して落下するのを待ってから収穫する方法を取り入れています。完熟したマンゴーをネットが受け止めるので、傷がつくこともなく出荷できるのです。このように手間暇かけて栽培し一番美味しいタイミングで出荷しているからこそ、高級品となる質のよい宮崎マンゴーになります。

完熟マンゴーの収穫方法

完熟するまで樹の上だから、濃厚な甘みと美しい外観に。届いてすぐに完熟の美味しさを味わえます。
マンゴーといえば、ハウス内でネットにぶら下がった姿が有名ですが、実はこの栽培法、ある偶然から生まれましたものなのです。
西都での栽培が始まった当初は、梨や桃と同じように、日焼け防止のために紙袋をかぶせ、ハサミで切って収穫していました。しかし、この方法だと実の色がよく見えず、熟し具合が分かりづらいという欠点がありました。
さらに、マンゴーは完熟すると自然に落果することが知られていなかったため、実が地面に落ちて駄目になってしまうこともありました。
ところが、その落ちた実を食べてると、どれもおいしい。
「完熟させたものを無傷で収穫できれば」――。JA西都の楯さんの頭に、栗を売る時に使うネットが浮かんびました。これを実にかぶせると、見事に落果を受け止めました。

その後、実の表面に網目が付かないようネットを改良し、自然落果を待って収穫することで品質を安定させた“西都方式”は県外にまで広がっていきました。
この収穫方法は宮崎県完熟マンゴー商品ブランド認証基準となり、「自然に落果するまで樹上で完熟させた、特に食味・外観の優れた果実」と明確に記載されています。

太陽の卵

宮崎マンゴーってどんなマンゴー?

マンゴーは一般的に追熟するフルーツです。
特に海外産のマンゴーは保存性を高めるため未熟なうちに収穫して輸出しているため、手元に届いても数日から一週間は寝かせる必要があります。
しかし国内で流通させる場合は必ずしもそうとは限りません。
完熟状態まで手間をかけて栽培し、一番おいしいタイミングで収穫してすぐに市場に流すことができるからです。
一般的に流通している宮崎マンゴーは完熟出荷に強いこだわりを持っています。完熟して自然に枝から落下するのを待って収穫するのです。
樹上でしっかりと完熟させたマンゴーは全体が真っ赤で味が非常に濃厚。対して未熟なうちに摘んだマンゴーは追熟させてもなかなか全体が真っ赤になることはありません。

こうした手間をかけた栽培法が世界一おいしい宮崎マンゴーの秘密になっています

マンゴー

宮崎マンゴーの旬の時期

宮崎のマンゴーは4月頃からおおよそ8月くらいまで流通します。
特に旬とされるシーズンは5~6月の間で、年間通してもこの時期はサイズに応じて手ごろな宮崎マンゴーも出回りやすくなります。

宮崎マンゴーの旬の時期は4〜7月

宮崎マンゴーの収穫時期は4月の中旬から7月まで続きますが、旬と呼ばれるのは6月です。これは宮崎マンゴーの収穫量がピークを迎える時期とも重なります。中でも人気ブランドである太陽のタマゴは、6月から7月にかけて出荷されます。人気が高いため前年のうちに購入の予約申し込みをする人も、珍しくありません。

前述したように沖縄県でもマンゴーの栽培が盛んですが、旬は6月中旬から8月中旬と宮崎県と比べると少し遅いです。宮崎マンゴーと沖縄県産のマンゴーは糖度はどちらも糖度が高いものの、味や食感の違いを食べ比べてみるのもおすすめです。また宮崎マンゴーの旬が終わってから、沖縄産のマンゴーを購入するのもよいでしょう。

ちなみに輸入マンゴーの旬の時期は?

日本国内には宮崎マンゴーや沖縄県産のマンゴーだけでなく、以下のような国からの輸入品も多く、旬の時期も異なります。

・フィリピン:4月~6月
・メキシコ:4月~8月
・タイ:4月~5月
・台湾:5月~7月

上記は平成31年から令和元年にかけての、東京都中央卸売市場の取り扱い量に基づいています。メキシコは3月から10月、タイは通年でマンゴーが収穫されるものの旬の時期は上記の通りです。宮崎マンゴーが店頭に並ぶ地域は限定的ですが、輸入品であれば全国に流通するうえ価格も手ごろなので手に入りやすいといえます。

ちなみに語呂合わせで5月25日はマンゴーの日となっています。

宮崎マンゴーの味わい・食感の特徴

宮崎マンゴーの味わいや食感には、以下のような特徴があります。

・甘味が濃厚
・とろけるような食感
・果汁が多い
・香りが華やか

宮崎マンゴーは日本で最も多く栽培されている、アップルマンゴーとも呼ばれる赤色になるアーウィン種です。完熟したものはもちろんのこと、未熟な状態で落ちた出荷できない宮崎マンゴーも甘くて美味しいため、農家の方々が楽しんでいます。切り方に配慮すると、滴る果汁を丸ごと味わえるそうです。
また一般的なマンゴーの糖度は12~14度といわれていますが、宮崎マンゴーと沖縄県で栽培されているマンゴーは糖度15度以上となっています。メロンの糖度が14度であることを考えると、より甘さが楽しめるマンゴーなのです。甘いマンゴーを食べたい時には糖度の高い、宮崎マンゴーや沖縄県産のマンゴーを選ぶとよいでしょう。

特に希少価値が高いマンゴーは「太陽のタマゴ」と呼ばれ高い値段がつく

宮崎マンゴーの中でも以下の条件を満たしたものは「太陽のタマゴ」と呼ばれる人気商品として、より高い値段で取り引きされています。

・自然に落下するまで完熟させている
・重さが350g(2Lサイズ)以上
・糖度が15度以上
・表皮の半分以上が赤くなっている
・形が美しい

上記の条件を満たした宮崎マンゴーだけが、太陽のタマゴの名称で取り引きされます。この太陽のタマゴは2017年と2018年の初セリで、2玉400万円が値がついたことでも知られる人気の高級品なのです。またメロンより糖度が高い太陽のタマゴは濃厚な甘さとみずみずしい果汁、やわらかくきめ細かな果肉が楽しめる人気ブランドとなっています。

宮崎マンゴーの選び方は?食べ頃の見分け方は?

「太陽のタマゴ」は高い値段がつく高級品です。宮崎マンゴーの選び方・食べ頃の見分け方など紹介します。

食べ頃の宮崎マンゴーの見分け方は、以下の通りです

・表皮にツヤが出ている
・ブルームと呼ばれる白い粉がなくなり表皮がベタついている
・表皮が赤くなってきた
・香りが強くなった
・触ると柔らかい

宮崎マンゴーの食べ頃を見分けるうえで見た目だけでなく、香りや触った感じに変化がないかをチェックすることが大事です。また宮崎マンゴーは必要以上に熟成させると、表皮に黒い斑点が出てきます。そこまで熟すと味が悪くなるので、美味しいタイミングで食べるようにしましょう。

マンゴー

宮崎マンゴーはどこで買える?

宮崎マンゴー人気の高さから考えると生産量が少ないため、直売所が遠い人は手に入れにくい実情があります。そのため確実に手に入れたいなら、通販を利用するのが得策です。

宮崎マンゴーの中でも最も高級品である太陽のタマゴの中でも、3L以上のサイズのものが購入できます。色や形も美しく、糖度15度以上の濃厚な味わいが楽しめると人気です。返金保証もついているので、初めて通販で購入する人でも安心です。
宮崎マンゴーが旬を迎えた時期に、完熟状態で出荷される大玉を購入できます。品質がよいため贈答品として活用されることも多く、届いた時には豊潤な香りと甘い果汁が楽しめると人気です。宮崎マンゴーの中では手に入れやすい価格も魅力です。

人気のマンゴープリンとかき氷

宮崎マンゴーの美味しい食べ方

高級な宮崎マンゴーを味わうなら、美味しい食べ方を知っておきましょう。生食する際にも切り方にこだわると、より楽しめます。ここでは、宮崎マンゴーを美味しく食べられる方法を紹介します。

完熟した宮崎マンゴーの生食

太陽のたまごは宮崎マンゴー(アーウィン種マンゴー)のなかで宮崎経済連が満たす以下の基準をクリアした個体につけられたブランドネームです。

太陽のたまごの基準
①品位:「青秀」以上
②階級:「2L」以上
③糖度:「15度」以上

太陽のたまごは日本国内に数あるブランドフルーツのなかでも生産量が少なく特に高級なので、サイズにもよりますが安くても一玉5000円から、8000~10000円程度が一般的な相場です。

規格を満たしたものしか存在しないので間違いなくおいしい太陽のたまごですが、逆に言えば普通の宮崎マンゴーと根本的に同じものなので状態のいい宮崎マンゴーであれば太陽のたまごとほぼ同等のクオリティを誇ります。

太陽の卵

今や圧倒的な知名度と高級感を持つ特別なフルーツなのは間違いなく、贈答用などに根強い人気があるフルーツ。
ここぞという時に大切な方にプレゼントするのもいいかもしれませんね。

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