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チェリーパイは、アメリカではとても人気のあるアメリカンパイ!

アメリカンチェリーパイ ダイアリー

1990年代にアメリカで大ヒットしたテレビシリーズ「ツインピークス」で、主人公のFBI捜査官クーパーがダイナー風のカフェで必ずこのチェリーパイを注文して食べていました。
このチェリーパイ、全米のダイナーやカフェ、ベーカリーに行けばどこでも見かけることができます。スーパーマーケットのベーカリーでも買えるし、冷凍で焼くだけタイプのものも数多く出回っています。

アメリカンパイ

アメリカンチェリーとは?

アメリカンチェリーとは、アメリカから輸入されたさくらんぼの総称です。「ビング」や「レーニア」をはじめ、多くの品種があります。天候によって収穫量や品質に影響が出やすい、デリケートなフルーツです。
また、濃い赤色の果皮が特徴的なアメリカンチェリーは、国産のさくらんぼと比べて粒が大きく、ややかための食べごたえのある食感が特徴です。
皮も果実も赤黒くその色の特徴から、「ダークチェリー」という名前で販売している店もあります。酸味が少なく甘みの強い味わいで、子供にも人気があります。
「マホガニーレッド」と呼ばれる濃い赤色の果皮と果実が特徴ですがなかには、見た目や食感が国産のさくらんぼに近い品種もあります。
サイズ表記も違います。国産のさくらんぼはS・M・Lのサイズ表記ですが、アメリカンチェリーは「R」を単位として表記されるのがポイント。Rは「ROW」の略で、28cmに何粒並べられるかを基準にしており、数字が小さいほど大粒であることを表しています。

アメリカンチェリーの産地と旬

アメリカンチェリーの主な産地は、アメリカのカリフォルニア州、オレゴン州、ワシントン州で、初夏から夏にかけて旬を迎えます。

アメリカンチェリーの味と品種

アメリカンチェリーはフレッシュな香りで甘味が強く、酸味が少ないことが特徴です。
果肉はしっかりしており、シャクシャクという食感で食べごたえがあります。
ほとんどのスーパーでは「アメリカンチェリー」や「ダークチェリー」という商品名のみが記載されているため、「アメリカンチェリー=品種名」というイメージを持っている人が多いかもしれません。
しかし実は、アメリカンチェリーも日本のさくらんぼと同じように、いくつかの品種があります。

レイニア

皮が明るい赤色で、黄味がかった部分もあるレイニアは、日本のさくらんぼと似ています。果肉も淡い黄色をしており、やわらかいという点も日本のさくらんぼとの共通点です。
甘味が強く、アメリカンチェリーを初めて食べる場合でも食べやすく、ワシントン州を中心に栽培されている品種で、旬の時期は夏のはじめ頃のみ、と短いのが特徴です。

ビング

長距離輸送しやすいことから、日本が輸入しているアメリカンチェリーのほとんどがビングです。
果実は大きめで表面は黒みがかった赤、果肉は濃い赤色をしています。
初夏に旬を迎える品種で、甘味が強く濃厚でシャクシャクとした食感が特徴です。
主にワシントン州で栽培されている品種ですが、アメリカのみならず世界中で栽培されています。

ブルックス

レイニア(レーニア)とビングという品種の交配種ブルックスは、カリフォルニア大学で誕生しました。皮も果肉も鮮やかな赤色をしているところが特徴的です。アメリカンチェリーのなかでも甘味が強く、酸味はほとんどありません。
カリフォルニア州で栽培されているブルックスは早生品種のため、ほかの品種よりも一足早い春頃に旬を迎えます。春頃にスーパーでアメリカンチェリーが並んでいたら、この品種かもしれません。

コーラル

コーラルもカリフォルニア州で栽培されている品種です。皮と果肉は鮮やかな深紅で、甘い香りを放ちます。ギュッとつまった果肉は、甘酸っぱさのバランスがよいことが特徴です。
コーラルは、初夏頃に旬を迎えます。

シェラン

シェランは、1971年にワシントン大学で誕生した品種です。ワシントン州が産地で、初夏に旬を迎えます。硬めの果肉で上品な甘味がある味わいです。コーラルほどではないものの、皮も果肉も深い赤色をしています。

レジーナ

レジーナもワシントン州が産地で、1981年にドイツで開発されました。鮮やかな赤色をしており、甘味が強いことが特徴です。ビングよりも少し遅めの夏頃に旬を迎えます。

紅さやか

ニューヨーク州で誕生した「セネカ」というアメリカンチェリーと、日本を代表するさくらんぼ「佐藤錦」を交配したのが紅さやかです。日本の山形県で栽培されている品種ですが、アメリカンチェリーのように深い赤色をしています。
果肉はしっかりとした食感で、甘味はそれほど強くないものの、さっぱりした酸味で飽きずに食べられるでしょう。旬の時期は、日本のさくらんぼのなかでも特に早い初夏です。

アメリカンチェリーの栄養素は?

アメリカンチェリーの味は、酸味の少なさと強い甘みが特徴ですが、フレッシュな香りも魅力です。果肉がしっかりしているので、歯ごたえのよい食感を楽しめます。
生食はもちろん、ジャムやコンポートにするのもおすすめで、ゼリー・タルト・ケーキなどのお菓子作りにもよく使われています。
また、鉄分・食物繊維・ビタミンなど数多くの栄養素を含んでいるのも魅力です。特に、アントシアニンをはじめとするポリフェノールを豊富に含んでいます。おいしく楽しむためには、冷蔵庫で保存して早めに食べきるのがポイント。ポリ袋やパックに入れておくと乾燥を遅らせることができ、冷凍での保存も可能です。

アメリカンチェリーの保存方法

アメリカンチェリーの保存方法を、冷蔵と冷凍の2つをご紹介します。

冷蔵

水気が付いていたらキッチンペーパーなどでふき取り、新しいキッチンペーパーで包んでから保存容器に入れて、冷蔵庫で保存します。野菜室の冷気が当たらない場所での保存がおすすめです。
なお、アメリカンチェリーは日本のさくらんぼと同様に、温度や湿度の変化に弱く、日持ちしないため早めに食べきりましょう。

冷凍

アメリカンチェリーの軸を付けたまま水洗いして、水気をしっかりふき取ります。
そのあと、冷凍用保存容器か冷凍用保存袋に入れて、冷凍室で保存しましょう。
軸をとり除いてしまうと、実に穴があき乾燥しておいしさが損なわれるため、軸を付けたまま冷凍するのがポイントです。
解凍方法は、冷凍室から出して2~3分ほどおき、表面がやわらかくなり白く霜がついてきたら食べごろです。保存期間は約1ヶ月ほどですが、なるべく早く食べきりましょう。

アメリカンチェリーは、スイーツにもぴったり!

深い色合いで甘味の強いアメリカンチェリーは、スイーツにもぴったりです。しっかり甘味のあるタルトにもマッチします。

アメリカンチェリーのコンポート
・アメリカンチェリーのゼリー
・アメリカンチェリータルト
・アメリカンチェリーのチーズケーキ
・チェリーのレアチーズケーキ
・アメリカンチェリーのブラウニー

歯ごたえのあるみずみずしい食感と、濃厚でコクのある甘さが魅力のアメリカンチェリーは、生で食べるのはもちろん、ジャムやコンポートにしたりお菓子作りの材料として使ったりと、さまざまな楽しみ方ができます。

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