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食べるだけで嬉しい美容効果を期待できるぶどうは皮ごと食べよう

ぶどうケーキ ダイアリー

「ぶどう」と一括りにしてもとても品種が多い果物です。
日本で栽培されているぶどうは、大きく分けると「生食用」と「ワイン用」に分けることができ、その8割が「ワイン用」として栽培されています。ワイン用のぶどうは皮が厚くて実が小さいのが特徴です。また、ワイン用品種は糖度が高いのも特徴の一つ。ワインの製造工程で酵母による発酵が行われ、アルコールに変わる際にぶどうの糖分が使われるためです。
一方、生食用ぶどうは皮が薄く実が大きいのが特徴です。食べやすさを考慮して、種無しぶどうなども多く栽培されるようになってきています。
また、ぶどうには、強い抗酸化力を持つアントシアニンやレスベラトロールなどのポリフェノールをはじめ、ミネラル類、有機酸など様々な有効成分が豊富に含まれています。 視機能の維持や生活習慣病の予防、老化の予防など様々な効果が期待されています。

ブドウが最も美味しい旬の時期

品種ごとに収穫時期がずれ、また、産地によってもずれはありますが、6月頃から店頭に並び始め、おおむね最も種類や数が出回り、品質的に安定して美味しい食べ頃の旬は8月から10月初旬頃にかけてです。

ぶどうの主な産地ランキング

主な産地は甲州ぶどうで知られる山梨県で、次いで長野県、山形県、そして岡山県となっています。

品種別栽培トップ4

最も広く栽培されているのは①巨峰でぶどう全体の23%を締めています。次いで②ピオーネ、③デラウエア、そして④シャインマスカットとなっています。


ぶどうは生食用なのかワイン用なのか、皮の色や厚さ、種ありか種なしかなど、さまざまな種類に分けられますが、大きく3種類に分けられます。
黒系・黄緑系・赤系があり、それぞれ見た目や味の特徴が異なります。

黒系ぶどう

黒系ぶどうは全体的に黒っぽく、皮の色が濃い紫色をしているのが特徴です。ぶどうの皮の色は「アントシアニン」という紫色の色素で、この成分が多いほど皮の色が濃くなります。

巨峰(きょほう)は、他のブドウの品種と比べて粒が大きいことから、「ぶどうの王様」と呼ばれています。巨峰は秋の味覚というイメージ通り、全国的には8月下旬から9月頃に旬を迎え収穫されます。
黒系ぶどうは全体的に黒っぽく、皮の色が濃い紫色をしているのが特徴です。ぶどうの皮の色は「アントシアニン」という紫色の色素で、この成分が多いほど皮の色が濃くなります。
種無しの巨峰も多く栽培されていて、大きな房が見栄え良く贈答用にもよく使われます。

ピオーネは巨峰とマスカットの交配により誕生した品種です。巨峰のような大きい粒が特徴で「黒い真珠」とも呼ばれており、上品な甘さとマスカットのような爽快な香り、ギュッとしまった実が特徴です。糖度が高く香りもよく、適度な酸味と濃厚な味わいが楽しめるため非常に人気の高いぶどうです。
種ありのものと種なしのものがあり、皮ごと食べることができます。
果肉はしっかりとしていて歯ごたえがあり、巨峰に比べて粒が落ちにくく日持ちがよいのも魅力といえます。

赤系ぶどう

赤系ぶどうは赤みがかった明るい紫色をしています。黒系ぶどうと比べるとさっぱりとした甘さで皮の部分の渋みが少ないのが特徴です。皮が薄いのでそのまま食べることができるぶどうも多くあります。

デラウエアは、黒系と緑系の間のようなきれいな赤色のぶどうです。
小粒のぶどうで、甘みの中に酸味を感じるさっぱりとした味わいが特徴の品種です。
種はなく、皮をつまんで果肉を押し出すようにして食べます。皮の部分の渋みも少なく皮ごと食べられるぶどうも多くあります。

甲州ぶどうは、栽培の歴史がとても長い日本固有種のぶどうです。小粒で糖度が高く、素朴な味わいが特徴です。そのまま食べてもおいしいですが、日本産ワインの原料としても人気があります。

黄緑系ぶどう

黒系や赤系と比較するとさっぱりとした味わいで酸味や渋みが少ないのが特徴です。皮ごと食べられるものが多く、見た目が鮮やかで美しいのでスイーツの主役などにも使われています。

シャインマスカットは、巨峰がぶどうの王様と呼ばれるのに対し、ぶどうの女王と呼ばれることもある、ぶどうのブランド品種です。
黄緑色の大きな楕円型の粒は酸味が少なく、特に甘い味わいの品種です。種がなく皮が薄いのでそのまま食べることができ、パリッとした歯ざわりが特徴です。近年最も人気の品種とも言えるぶどうで、淡い黄緑色がきれいなので、スイーツなどにもよく使われます。

マスカット・オブ・アレキサンドリアは、中粒のぶどうでアレキサンドリアとも呼ばれ、エジプト原産でクレオパトラも食べたと伝えられています。
マスカットとは「麝香の香りがする」という意味でマスカットといえばこの品種というくらい有名です。ほとんどが種ありの品種で、皮ごと食べることも可能です。高温・乾燥を好むため日本でも栽培され熟期は9月中旬です。

ぶどうに多く含まれる「栄養素」は?

●ポリフェノール
ブドウにはポリフェノールの1種であるアントシアニンが多く含まれています。目の働きを高めて疲れ目や視力を回復する効果があるといわれています。また、ポリフェノールには、活性酸素の害から細胞を守る抗酸化作用があります。

●カリウム
カリウムには、余分なナトリウムを体外に排出し、血圧を正常に保つ働きがあります。また、腎臓の老廃物の排出を助けたり、筋肉の収縮をスムーズにする働きもあります。

●ブドウ糖
自然界に最も多く存在する糖で、脳や体の重要なエネルギー源となっています。すぐにエネルギーに変わり、疲労回復に有効です。

このように、ぶどうには健康や美容効果に期待できる成分が多く入っています。多く含まれているポリフェノールには、抗酸化作用があり、アンチエイジング効果も期待されています。
女性には欠かすことができない美肌作りに役立つ成分がたくさん含まれている、美容フルーツです。
ブドウを食べることで美肌効果だけでなく、血糖値改善や血行促進、整腸作用などといった効果も得ることができることから、健康にも良いフルーツとなっています。

ぶどうを食べる女性

ぶどうの皮についている白い粉は何?

ぶどうの皮についている白い粉は農薬ではなく、「ブルーム」と呼ばれる脂肪酸などでできた天然成分です。ブルームは雨などをはじいて「病気を防ぐはたらき」や「水分蒸発を防いで鮮度を保つはたらき」があります。新鮮なぶどうのほどブルームが残っていますので、選ぶときには注目してみてください。

ぶどうの美味しい食べ方いろいろ

巨峰やシャインマスカットなど種類も豊富なので、たくさん買って食べ比べも良いですね。
最近では、オリーブオイルやチーズにもあわせておしゃれなカプレーゼにして食べるのもおすすめです。


そのまま食べるのはもちろん、ぶどうを使った和菓子、コンポート、アイスクリームやケーキにトッピングしたりそのままジュースにして楽しむのもおすすめですよ。

ぶどうには食べるだけで健康にも美容にも嬉しい効果がたくさんあります!

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