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美容やダイエットに気をつかっている方におすすめの「桃!」

身体を整えよう

桃の旬は夏!最盛期は7~8月ごろ。甘くてみずみずしくておいしい果物「桃」。好きだというかたも多いと思います。しかし桃はただおいしいだけではなく、栄養満点なことをご存じですか?

みかんにはビタミンC、ぶどうにはポリフェノール…など、栄養素が分かりやすい果物もありますが、みなさんは桃がどのような栄養素を持っているのか知っていますか?まだ広く知れ渡っていない桃の栄養素や効能について詳しく紹介します。

桃に含まれる栄養素と効能

・ペクチン
ペクチンは食物繊維の一種で、腸にはたらきかける栄養素です。腸の動きを活発にしたり善玉菌を増やしたりして便秘や下痢を解消し、お腹の調子を整えることがあります。また、血糖値の上昇を緩やかにしたりコレステロール値を下げる作用への期待もあり、健康な生活を送りたい人が注目すべき栄養素なのです。

・カリウム
カリウムは人間に必要不可欠な栄養素であるミネラルの一種です。体内にある余分なナトリウム(塩分)を排出し、血圧を下げる作用が期待されています。塩分がむくみの原因になることから、カリウムが作用すればむくみ解消を見込めるでしょう。

・ビタミンC
その名の通りビタミンの一種で、美容でも注目される栄養素ですよね。ビタミンCには、美肌のもととなるコラーゲンを作る効果が見られることがあり、シミやソバカスの原因となるメラニン色素の生成を抑制してくれる可能性があります。また、ビタミンCは美肌作りへのはたらきかけ以外にも、免疫力を高めたりストレス耐性を高めるホルモンを作ったりと、多くの可能性が提唱されています。私たちの生活に必要な栄養素なのだと分かりますね。

・ビタミンE
ビタミンEももちろんビタミンの一種です。「老化防止ビタミン」とも呼ばれ、主な期待効果として抗酸化があげられます。抗酸化とは細胞の老化を抑制することで、肌のシワやシミなどへの効果があると言われていますので、ビタミンEのはたらきには大いに期待したいですね。

・ナイアシン
ナイアシンはビタミンの一種で、主な期待効果はエネルギーの生産です。ナイアシンは、摂取した栄養をエネルギーに変えるときに必要不可欠とも言われています。また、二日酔いの原因となるアセトアルデヒドを分解する酵素を助けることもあり、お酒好きなかたは注目したい成分ですね。

桃1個あたりのカロリーと糖質

桃は大人気の果物ですが、とても甘いのが特徴なので、カロリーや糖質が気になるかたも多いのではないでしょうか。次はそんな気になるカロリーと糖質のことをお伝えしていきます。

・カロリーと糖質はどのくらい?

桃は甘みがとても強い果物なので高カロリー・高糖質のように感じるかもしれませんが、実際はどうなのでしょうか?

<カロリーと糖質>
桃1個(約200g)
カロリー:80kcal
糖 質:18g

100gあたり40kcalなので低カロリーと言えるでしょう。また、糖質も100gあたり9gなので決して高糖質ではありません。これならダイエット中のかたでも安心して食べられますね!

桃の栄養価は生と缶詰で違う?

・缶詰のほうが糖質が高い

甘いシロップに漬けられている桃の缶詰ですが、生の桃と缶詰ではどれほど糖質に違いがあるのでしょうか?

【100gあたりの糖質】
桃:9g
桃の缶詰(果肉):19g
缶詰のシロップ:19.5g

表から分かるように桃の缶詰の糖質は生の桃の2倍以上あります。しかも桃の缶詰は果肉部分だけではなくシロップもあるので、多くの糖質を含んでいることになります。
桃の缶詰を食べるときには、一度にたくさん食べないことやシロップはあまり飲まないようにするなど注意が必要です。

・缶詰のほうがビタミンCを多く摂れる

風邪をひいたときに桃の缶詰がおすすめなのは、ビタミンCが多く摂れるからです。ビタミンCは抵抗力と密接関係のある白血球に多く含まれていて、不足すると風邪の悪化を招いてしまうことがあります。生の桃にもビタミンCは含まれていますが、缶詰からは生の桃の約4倍ものビタミンCを摂取できるのです。これはビタミンCの量が増えるわけではなく、桃を缶詰にする過程で桃の細胞膜が破れ人間の体内で栄養素を吸収しやすくなるからと言われています。

・缶詰のほうがカリウムとナイアシンは少ない

ビタミンCは缶詰のほうがより多く摂取できるのですが、缶詰のほうが少ない栄養素もあります。それがカリウムとナイアシンです。この2つの栄養素は水に溶ける性質を持っているので、缶詰にする際に栄養素が果肉部分からシロップに溶けだしてしまい含有量が少なくなってしまうのです。

桃の栄養を効率よく摂取するには?

桃の栄養素について詳しくお伝えしてきましたが、ここからは桃のおすすめの食べ方を紹介していきます。せっかく多くの栄養素を含んでいる桃なので、その栄養を余すことなく摂取しましょう!

・皮ごと食べる

よく耳にするかもしれませんが果物や野菜の皮には栄養素が多く詰まっていて、桃も例外ではありません。桃の皮には食物繊維の一種であるペクチンが多く含まれています。また、皮と果肉の間には強い甘み成分もあるので皮ごと食べるのはおいしさの面でもおすすめなのです。

・油と一緒に摂る

桃に含まれているビタミンEは、油と一緒に摂取すると体内への吸収率が良くなると言われています。
1番簡単な方法は桃にオリーブオイルをかけて食べる方法です。新鮮はオリーブオイルは桃の風味の邪魔をしないので違和感なくおいしく食べられますよ!

桃をおいしく食べるポイント

おいしい桃を買ったら、次は桃を最大限においしく食べる方法を知りたくなりませんか?ここからは桃をおいしく食べるポイントを紹介します。

・食べる直前に冷やす

まずは保存方法です。桃は冷たいほうがおいしいからと思い、買ってきたら冷蔵庫に入れていませんか?実はこれはNGな行動で、桃は常温保存が適しています。
桃は冷やしすぎると甘みが落ちてしまうので、冷たい桃を食べたい場合は食べる2~3時間前に野菜室へ入れるのがおすすめです。

・切り方

実は切り方にも桃をおいしく食べるポイントがあるので手順を紹介していきます。

①桃の割れ目に包丁を入れ、一周グルッと切れ目を入れる。
(種があるので完全には切れません)
②手で2つに割り、種を取り除く。
③くし形に切る。
④お好みで皮をむく。


ポイントはくし形に切ることです。桃を無意識にくし形に切るかたは多いかと思いますが、
これには理由があります。桃は頭側よりもお尻側のほうが甘いので、甘さが均等に味わえるようなくし形が桃を1番おいしく楽しめる形なのです。
皮をむく場合は桃をまな板の上に置き、包丁を果肉と皮の間に滑りこませる方法がおすすめです。
空中で皮をむくとどうしてもガタガタになったり、果肉部分を多く削りとってしまいます。
皮と果肉の間には甘み成分が多く含まれているので、皮はできるだけ薄くむくようにしましょう。

・湯剥きで皮を剥く

包丁で皮をむくのが苦手なかたはお湯でむく方法はいかがでしょうか?手順を紹介していきます。

①鍋に桃がすっぽり入るほどのお湯を沸かす。
②沸騰したお湯に桃を約20秒入れる。
③取り出したら氷水に入れる。
④しっかりと水気を取ってから皮をむく。


ポイントはお湯に入れる時間を守ることです。あまりに長い時間加熱すると、食感が損なわれたり変色してしまいます。包丁で皮をむくと果肉まで削りとってしまうというかたは、ぜひ湯剥きを試してみてくださいね。

桃はおいしくて栄養満点で嬉しいことだらけ!

桃の魅力は伝わりましたか?好きな果物ランキングで上位に入るほど人気の桃ですが、ただおいしいだけではなく栄養満点で低カロリーだということが分かったと思います。

・栄養たっぷり!桃のおすすめな食べ方

季節になると果物売り場には特有の芳香がただよい、その場にいるだけで幸せな気持ちにさせてくれます。高級感たっぷりの味わいは、ギフトやお取り寄せの品としても定番。

ジャムやコンポートなどの加工品、ケーキやゼリーなどのスイーツのほか、サラダに入れたり、桃フレーバーの紅茶やお酒なども人気です。桃は食べられる季節が限定されているので、旬を逃さずに味わいたいものです。

暑い夏に「何か果物買おうかな」と迷ったときは、ぜひ桃を選んでください。桃には健康にも美容にもダイエットにも嬉しい効果がたくさんあります!

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