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ラ・フランスの意外な事実、栽培は世界中で日本だけなんです!

ラフランスのケーキ ご褒美フルーツ

ラ・フランスは他の洋ナシの品種に比べて実を付ける期間が1ヵ月程度長く、また病気にかかりやすく、栽培に手間がかかるため、栽培しても割に合わないことから、フランスでは栽培を諦めたとされています。

ラ・フランスの産地

フランス生まれの洋ナシですが、手間がかかりすぎるということで敬遠され、現在フランスを始めヨーロッパ諸国ではほぼ作られていません。
ラ・フランスは山形県が有名です。山形県で全体の約90%を占めています。続いて長野県、青森県となっています。
ルレクチェは新潟県がブランドとして出荷しています。またブランデーワインは北海道が有名です。
ラ・フランスは、完熟しないと美味しくない果物です。そのために主産地の山形県ではでんぷん濃度を計測して収穫の解禁日を決め未熟な果実や過熟なラ・フランスが出回らないように生産者に呼びかけルール徹底に努めています。

ラ・フランス

ラ・フランスの旬は11月、12月

ラ・フランスの旬は10月中旬頃から12月頃までです。
それは、お歳暮シーズンの年末まで最盛期は続きますからラ・フランスの旬は11月、12月ということになります。
完熟していないラ・フランスは美味しくありません。完熟でとろけるようなジューシーな果肉と濃厚な食味を堪能するには、ラ・フランスが多く出回る早くても10月下旬頃そして12月下旬頃までです。

ラ・フランスの栽培

ラ・フランスの予冷の意味

「予冷」とは低温冷蔵庫に入れ果実の呼吸を抑制することをいいます。そして予冷されたラ・フランスを常温に戻すと、ラ・フランスは一斉に呼吸が旺盛になってデンプンを糖分に変え、「予冷」から追熟(常温に出して)約2週間後が食べ頃の完熟になるのです。

ラフランスの木

完熟にするとラ・フランスは格別

予冷から出したラ・フランスの食べ頃は周囲の気温で違ってきます。早く完熟にしたいときは室温を高く、遅くしたい時は室温を低くして食べ頃を調整して完熟で食べてもらえるようにしています。

ラ・フランスの味と特徴

ラ・フランスの果実は、250~300g位の中玉で一見外見がごつごつとしていていびつでで不揃いで、色はグリーンから黄緑の地に暗灰色や灰褐色のサビだらけで決して美味しそうとか美しいとは言えない姿をしています。

しかし追熟を経たラ・フランスの果肉は、まさにこれぞ西洋梨と言わしめる美味しさを感じさせてくれます。果肉は、石細胞が少なく多汁でとろけるように柔らかく、高級マスクメロンのような食感で、糖度も14~15度にもなりそれでいてそれを脇でしっかりと支えるやさしい酸味があるので甘ったるいわけではなく、濃厚な味わいが楽しめます。そして何よりも、芳醇な芳香があり、西洋梨の最高峰といわれてきました。

ラ・フランスの見た目はごつごつとしており、いびつで不揃いな形をしているのが特徴です。
追熟をしたラ・フランスは果汁が多く、なめらかで柔らかい食感をしています。ラ・フランス特有の芳醇な香りに、甘さの中にも優しい酸味が感じられる味です。

ラフランス

ラ・フランスの食べごろ(完熟)の見分け方は、軸の周りに注目

◆ ヘタがしんなりしていること
◆ヘタの周りを指で軽く押すと、柔らかなっていること

ラ・フランスは追熟を行っても色があまり変わらないので注意しましょう。食べ頃を確かめるときは、軸の周りを確認します。軸の周りを軽く押してみて、柔らかければ食べごろです。
またラ・フランスは食べごろになると芳醇な香りを発し始めるので、香りをかいでみてもいいでしょう。

♦追熟させたい場合
まだ少し硬いラ・フランスを追熟させたい場合は、乾燥しないように紙袋などに入れて15~20度前後の室温に置いて追熟させます。高温の場所に置いてしまうと、追熟せずに障害を起こしてしまうため注意しましょう。

カットしたラフランス

ラ・フランスの栄養素と効能

●食物繊維
ラ・フランスには不溶性食物繊維が多く含まれています。保水性が高いため、腸を刺激して活動を活発にさせる効果があります。そのため、腸内環境がよくなり、ラ・フランスを食べると結果として、整腸につながりやすくなるのです。

●整腸作用
ラ・フランスには不溶性食物繊維が豊富に含まれており、腸の動きを活発にする整腸作用があります。

●疲労回復効果
ラ・フランスに含まれるアスパラギン酸を摂取すると疲労回復につながりやすくなります。栄養ドリンクなどにも含まれる成分で、疲労物質である乳酸をほかのエネルギーに変換させる作用があるためです。

●のどの痛みの回復
ラ・フランスに含まれるソルビトールは高い保湿性を持ち、のどの炎症に効果があるとされています。食材に含まれているだけではなく、のどスプレーや咳止め薬などの薬品にも使われることがある成分です。

●美肌効果
ラ・フランスにはさまざまな成分が含まれているため、結果的に美肌につながる可能性があります。食物繊維の働きにより、腸内環境が整ってくると善玉菌が腸内で活動を始め、美肌効果があるとされています。

ラ・フランスには食物繊維が豊富に含まれており、整腸作用や疲労回復に効果があるとされています。生食で濃厚な味わいを楽しめるほか、すりおろしてピューレやソースなど味をまろやかにする調味料として活用できます。水分と糖分が多いため、妊婦や食べ過ぎを気にしている方は摂取量に注意して楽しみましょう。

切ったラフランス

ラ・フランスを食べる際の注意点

ラ・フランスには整腸作用のある食物繊維や水分が豊富に含まれています。適量を摂取すれば問題ありませんが、食べ過ぎはお腹を冷やし、下痢につながってしまいます。特に妊婦の方はお腹を冷やして体調を崩さないように注意しましょう。
甘みと水分により、食べやすい果実であるラ・フランスであるため、一度に複数個を食べ過ぎないように意識することが大切です。

ラ・フランスは濃厚な甘みが特徴ですが、ほかの梨と比べると糖分が高くなっています。糖分をとりすぎると体重増加につながる可能性があるため、食べ合わせや一度の摂取量に注意して楽しみましょう。

ラ・フランスの保存方法

ラ・フランスの保存期間の目安は常温の場合は2週間ほどで、冷蔵保存だと1カ月程度です。また冷凍の場合の保存期間は1~2ヵ月が目安です。熟したラ・フランスはなるべく早く食べきるようにしましょう。

ラ・フランスの食べ方

ラ・フランスはそのまま食べるのはもちろんですが、生以外にもケーキやコンポートにしても美味しくいただけます。ラ・フランスの果肉は柔らかいので、あまり触りすぎないように優しく切りましょう。変色しやすいため、食べる直前に切るのがおすすめです。

●ラ・フランスのコンポート

ラ・フランスのコンポート

●ラ・フランスのタルト

ラ・フランスのタルト

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