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何故、中華料理にパイナップルが?

ダイアリー

今や一年を通して食すことができるようになった「パイナップル」。パイナップルという名の由来は、「パイン」と「アップル」を組み合わせたもので、元々は 「パインアップル」 です。「パイン (pine)」 は「松」 であり、「アップル (apple)」 は「リンゴ」 です。 パイナップルの実の形は、松ぼっくりに似かよっています。その事から、 「パイン」なのです。 アップルは「リンゴ」 の英語名ですが、その昔欧州では貴重かつおいしいものに、 この言葉が使われていました。

南国のフルーツの代表格のパイナップル

ちなみにパイナップルの果汁には、「フロメライン(プロメリン)」という名の、タイパク質を分解する物質が含有されています。この物質は、パイナップルの実が病原菌に感染したり虫にかじられたりすることを阻止するのに役立ちます。ちなみにこのフロメラインは我々の生活においては、肉料理に使う肉をやわらかくしたり、消化を助けてくれたりしてとても役に立ちます。 タイトルでも触れていますが、よく中華料理の酢豚にパイナップルが入っていることがありますよね。何となくですが、いかにも不釣合いな組み合わせのように思ったことはないでしょうか? 時に、中華料理の酢豚に使われだしたその当時はパイナップルは高価な果物であり、酢豚の高級感を高めるのに役立ったから使用されていたのでしょうか?。当時は珍しいパイナップルを酢豚に入れることで独自性を打ち出したのでしょうか? しかし、実際には違います。パイナップルが酢豚に加えられるのは、肉をやわらかくし、消化を助ける効果を期待してのものだそうです。

酢豚にパイナップルたまに食べたくなりますよね

余談ですが、パイナップルを食べ過ぎると、口の周辺がジンジンすることがあります。パイナップルには、シュウ酸カルシウムという針状の結晶が含まれていることが一つの要因なのです。しかも、追い打ちをかけるようにプロメラインが口の周辺の肌や粘膜のたんぱく質を分解して傷付けることも要因なのです。パイナップルの食べすぎには気を付けましょう。

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